2012.01 冬から春へ。神社と花スポットめぐり

冬から春へ。神社と花スポットめぐり

スイセンが咲く岬と縁結びの神社

白い砂浜の小さな入り江と、真っ白な灯台が立つなだらかな丘のような岬。そして、岬をおおう一面のスイセン。

日本とは思えないような景色に出会えるのが、静岡県伊豆半島の下田にある爪木崎です。

1月に見頃を迎える早咲きのスイセンの名所として知られ、12月下旬から1月末まで水仙まつりも開催されています。

スイセンの数は、300万本。海を背景にした清楚な花が、潮風に一斉にゆれるようすは映画のワンシーンのよう。

スイセンを満喫したあとは、車で15分ほどの場所にある伊豆最古の神社・白濱神社(しらはまじんじゃ 正式名称は伊古奈比咩命神社)へ参拝しましょう。

御祭神の一柱、三島大明神は、2000年以上も昔に南の海からやって来て、白砂の浜があまりに美しかったこの地にとどまったと伝えられています。主神のもう一柱は、三島大明神の最愛の后、伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)で縁結びと子育てのご神徳があるといわれています。

スイセンの咲く岬と縁結びの神さまへの参拝は、ドライブデートにぴったり。意中の彼と訪れて、ふたりの幸せを願ってください。

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金沢が誇る日本三大名園の梅林

菅原道真公を祀る神社の多くには、道真公が愛した梅が植えられています。

北野天満宮(きたのてんまんぐう)や湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)など、全国的に知られる梅の名所もありますが、なかでもおすすめは、石川県金沢市にある金沢神社(かなざわじんじゃ)。

金沢といえば、日本三大名園のひとつ兼六園が有名ですが、金沢神社は兼六園のすぐお隣に立っています。加賀藩11代藩主前田治脩が創建した神社で、兼六園が造成される前から鎮座していました。

金沢神社に参拝したら、兼六園のなかの梅林へ。梅林は、北野天満宮、湯島天神、水戸偕楽園など、全国の名梅を集めて昭和43年に造営されたもの。3月には、200本の梅の木が紅白の花を咲かせ春の訪れを教えてくれます。

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