2016.09 秋のはじまりを彩る キンモクセイと秋名菊

秋のはじまりを彩る キンモクセイと秋名菊

祭りの季節に咲くキンモクセイの花

キンモクセイの開花は、例年9月下旬から10月ごろ。ちょうど祭を迎える神社の多い季節です。

長崎県平戸市の亀岡神社(かめおかじんじゃ)もそのひとつ。平戸城の中にある亀岡神社は、10月24日~27日におこなわれる平戸おくんちをとりおこなう神社。

おくんちの準備が最盛期を迎えるころ、境内のキンモクセイが花をつけます。

こちらのキンモクセイは、昭和32年(1957年)4月22日 清宮貴子内親王(今上天皇妹君の現島津貴子様)お手植えのもの。キンモクセイの香りが漂いはじめると、祭りへの期待が高まります。

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京の秋の花、秋名菊

9月中旬から10月中旬に開花を迎える秋名菊は、古代中国から日本に渡ってきた帰化植物です。「菊」とはつくものの、実はアネモネの仲間。野に咲く花らしく、小さく可憐な花をつけます。

貴船神社周辺で見られたことから別名貴船菊とも呼ばれ、地元では京の秋の花として親しまれています。現在も貴船神社(きふねじんじゃ)の境内のほか、周辺の京料理の店の前などでも見ることができます。

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