今度の休日は神社マルシェへ②

個性が光る手作りお品々を眺めたり、みずみずしい朝採れ野菜を並べる農家さんとお話したり。神社の境内がマルシェになる。楽しいイベントをご紹介します。
1.世界遺産の神社で開催 上賀茂手づくり市~上賀茂神社


開催:毎月第4日曜(次回は3/23)
時間:9:00~16:00(雨天決行)
京都を代表する手づくり市として知られるのが、ユネスコの世界遺産にも登録されている上賀茂神社(かみがもじんじゃ)、こと賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)で開催される「上賀茂手づくり市」です。
世界遺産の神社で市が楽しめるだけでも気分が上がりますが、会場は百人一首にも歌われ、数々の時代劇の舞台として登場してきた「ならの小川」沿いという絶好のロケーション。
アクセサリーや革小物、陶芸品などの雑貨類はもちろん、パンやお菓子など、自慢の手作り商品をそろえたお店が、毎月約250店以上も出店しています。小川が流れる豊かな森の中に、可愛いお店が並ぶようすは童話の世界のよう。人気のお店は行列するほど混雑するので、午前中早めに訪れるのがおすすめです。
開催は、毎月第4日曜。上賀茂神社は、100本の桜があるお花見スポットでもあります。さまざまな種類の桜が3月中旬から5月まで咲くので、お花見がてら訪れてみてはいかがでしょうか。
2.グッド・リンクな青空市場 大阪ぐりぐりマルシェ~難波神社


開催:毎月第2土曜(次回は4/12・13)
時間:10:00~16:30
「ぐりぐり」という、ちょっぴり変わった名前は「Green Good Link」から。作る人と食べる人、使う人が直接出会い「人・緑・農・食がつながる」というコンセプトで2013年3月からはじめられたのが、大阪府・大阪市の難波神社(なんばじんじゃ)でおこなわれている「大阪ぐりぐりマルシェ」です。
難波神社は、仁徳天皇の第三皇子である反正天皇の御代に創建されたと伝わる神社。主祭神に仁徳天皇、配祀に素盞嗚尊の二柱をお祀りしています。
地下鉄心斎橋駅と本町駅のどちらからも徒歩5分ほどという好立地のため、多数のイベントがおこなわれている神社でもあります。
「大阪ぐりぐりマルシェ」は「マルシェ」という名前がつくとおり、大地に優しく、自然によりそう農法で作られた農産物や加工品、地元の露地栽培の野菜や、野菜を使ったユニークな加工食品も豊富に販売されています。
ちょうど1周年を迎えた2014年3月8日の出店は、自然派食材カレーのお店や米粉を使ったスイーツ、パンのお店など。今週の食材からおやつまで、20店以上が出店しました。
毎月第2土曜が開催日ですが、次回は4月12日(土)・13日(日)のW開催。13日は「コーヒー&スイーツストリート」をテーマに、こだわりのコーヒー屋さんとスイーツ屋さんが集まるそうなので、こうご期待。春を楽しみにおでかけしてみてください。
3.神社で見つけるオンリーワンの品 青空個展~代々木八幡


開催:毎月第1日曜(次回は4/6)
時間:10:00~16:00
東京を中心に各地で開催されている手づくり市「青空個展」がスタートしたのが、東京・渋谷区にある代々木八幡宮(よよぎはちまんぐう)の「青空個展 渋谷てづくり市」。
代々木八幡宮は、表参道から2駅。地下鉄代々木公園駅と小田急線代々木八幡駅から徒歩5分ほどの静かな住宅地の中に鎮座しています。
社伝による創建は建暦2年(1212)。神奈川県・鎌倉市の鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)から勧請されたのがはじまり。空が見えないほどこんもりと茂った木々の下の階段を上ると、青空個展の会場。参道にぎっしりと作家さんたちが手づくりの品を並べています。
次回開催は4月6日(日)。拭きガラスや布小物、天然木を使ったカトラリーなど、100店以上が出店予定です。代々木八幡宮はパワースポットとしても知られる神社。こんもりと茂った鎮守の杜の中で、ぬくもりあふれる品々と出会い楽しいひとときを過ごせば、よりパワーチャージできそうです。