三三九度についての豆知識
神前結婚式は、お祓い・祝詞など数々の儀式をとりおこなう形で進んでいきますが、そのなかに三三九度の盃があります。これは神前結婚式が生まれる前、各家庭で結婚式が行われていた時からあった儀式で、神前結婚式のハイライトともなっています。
三三九度の盃は、お神酒を満たした盃を3口で飲む行為を3度繰り返す、つまり、盃を9回口に運ぶからこうよばれています。と言っても、むやみに9回飲めばよいのではなくしきたりがあります。
三三九度の盃は
●1回目・・・新郎が飲んだあと、新婦が飲む
●2回目・・・新婦が飲んだあと、新郎が飲む
●3回目・・・新郎が飲んだあと、新婦が飲む
という順番で行われます。
飲む際の注意点は、3度に分けて飲むこと。1口、2口と軽く口をつけ、3口目で飲み干すのがしきたりである。間違っても1口目で飲み干してしまわないようにしましょう。また、飲む際には胸を張り、腕を動かして盃を持っていきましょう。