加紫久利神社

加紫久利神社

かしくりじんじゃ

住所〒899-0123
鹿児島県出水市下鯖町1272
電話番号
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HPhttps://www.kagojinjacho.or.jp/shrine-search/area-hokusatsu/出水市/502/
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由緒・由来

御鎮座年代は詳かではないが、遠く奈良朝の創建と云われ、既に三代実録には貞観二年三月二十日従五位上より同八年四月七日正五位上迄三度の神階昇叙の記載が見え、延喜式には牧聞神社とともに薩摩国より二社記載され、古来薩摩二宮として朝廷の尊崇も厚く、信仰の中心であった。

島津氏の治世となってからも薩摩の総社として尊ばれ、二十二代吉貴公は社殿を改築し、六十石を与えるなど、歴代藩主の修理・改造・再建は十余度に及ぶ。

明治六年県社として再興された後も、神域広大にして森厳この上無く、深く官民の尊崇するところであった。が、明治十年六月三日西南の役の兵火に罹り、門守社以外の社殿・神山・神宝・古文書等灰燼に帰した。同十三年には再興されたが、地租改正・農地改革により境内地は縮小され、戦後社殿の老朽化と老樹の虫害とで神域は頓に荒廃した。氏子一同復興の気運が高まり、昭和三十六年三月改築。更に平成元年にも改築され面目を一新し、往年の賑わいを取り戻しつつある。本殿に立派な鶴と亀の彫刻があり、最近では鶴亀神社として信仰が深い。

※鹿児島県神社庁サイト 加紫久利神社 由緒より 

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