津嶋神社

津嶋神社

つしまじんじゃ

住所〒767-0031
香川県三豊市三野町大見7463
電話番号0875-72-5463
FAX
HPhttp://tsushima-jinja.com/event.html
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由緒・由来

瀬戸内海に浮かぶ、こどもの守り神 風光明媚な四国香川県多度津町の海岸寺から詫間町の松崎にかけての海岸線。津嶋神社は、このひときわ美しい瀬戸内海の海上に浮かぶ小島に祀られています。江戸時代から子供の健康と成長の守り神として信仰が厚く、日本全国から家族連れの参拝者が多く訪れます。特に毎年8月4、5日の夏季例大祭の参拝者は、のべ10万人を超えます。

津嶋神社のある島は、沖合い250mに浮かぶ周囲132mの小島で、ウバメガシが島の岩にしっかりと根をおろし、生い茂り、島の周囲は季節風や波に洗われ奇岩が連なっています。そんな小島に、素盞鳴命(すさのおのみこと)を祀る本殿、幣殿、拝殿、神饌殿、社務所、守札授与所がありますが、この島へ渡れるのは年に一度、前述した夏季例大祭の時だけです。

牛馬守護の神、そして全国でも珍しい小児守護の神 こどもの神である津嶋神社は、全国的にも珍しいとされています。文禄年間の6月から8月にかけて、この浦に女のうたう声が聞こえ、その声を村の人は怪しみたずねてみました。何も見当たりませんでしたが、巫女に託して「我は海中に住む神。名は津嶋神という。今よりこの島に祭るべし。祠など造る必要は無い。何よりまず、木を植えるべし。それが我神体なり。さすれば、村の子供、牛馬を病から守るなり。」というご神託がありました。 里の人たちは早速、鳥居をたてて島に祭り、以降旧暦の6月24、25日の両日に祭りごとを営みました。これが、現在の夏季大祭の始まりとされています。(昭和45年に、こどもの夏休みにあわせて旧暦から今の8月4日、5日に改められました)

津嶋神社は別名「牛頭天王(ごずてんのう)」とも呼ばれています。ある年、牛馬の病気が大流行して、大見村でも200頭以上の牛馬が死んでしまいましたが、この里では一頭の牛馬も病気になりませんでした。牛馬の疫病を封じたこれより、家族と一緒に牛を連れて多くの参拝者がおとずれるようになり、無病息災を祈願した津嶋神社の赤いのぼりが農家の牛小屋の出入り口に祭られるようになりました。

近年は農作業の機械化に伴い牛の飼育農家も減り、赤いのぼりを立てた風景はすっかり姿を消してしまいましたが、のぼりを模ったお守りは、今も地元の人々をはじめ多くの参拝者から信仰を集めています。

※津嶋神社様HP 縁起より

詳細MAP

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