今村宮
いまむらぐう
住所 | 〒700-0975 岡山県岡山市北区今4-3-5 |
電話番号 | 086-241-2744 |
FAX | |
HP | https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/16457/ |

由緒・由来
当宮は建武元年(1334)の創建で、岡山市の中心部である内山下の榎の馬場(現在の岡山県庁前)に、奥州白川の城主である菖蒲七郎左衛門の子・正寿が勧請した。天照大御神、八幡大神、春日大神の三神を奉祀したので、「三社明神」または、「三社宮」と称し、約250年にわたり、岡山市の中心部の産土神として崇敬された。
天正8年(1580)岡山開府の祖といわれる宇喜多直家が岡山城城郭を拡張するにあたり、付近の土地を整理・移転した。そこで、三社明神は今野村に祀られている八幡宮に御遷宮され、二つの神社は合祀されて現在の今村宮となった。
今村宮はこのような歴史の為、二つの大きな地域に氏子がある。三社宮、三社明神といわれていた当時からの氏子は、岡山市中心部である内山下(水の手、相生、元町)大炊殿(現在の川崎町)、橋本町、荒神町、中之町、下之町、栄町、紙屋町、西大寺町、新西大寺町、細堀、千日前、天瀬、中山下、高砂町、仁王町、常盤町、中央町、柳町、田町、下出石、下石井、下西川、桑田町などである。多少の変化はあるが、今日でもなお今村宮の氏子である。また、急速に開け発展しようとする今、竹通、大野辻、上中野、下中野、野崎、新中野町内の鎮守でもある。
明治16年、県社に列格し、昭和30年3月、本殿が岡山県重要文化財に指定された。
※岡山県神社庁サイト 今村宮 由緒より