阿智神社
あちじんじゃ
住所 | 〒710-0054 岡山県倉敷市本町12-1 |
電話番号 | 086-425-4898 |
FAX | 086-427-9230 |
HP | https://achi.or.jp |

由緒・由来
近隣寺内で祀られていた妙見宮を文禄3年(1594)現鎮座地へ遷座。元和6年(1620)に社殿が造営されるのを嚆矢として、拝殿、随身門、絵馬殿と境内建物が備わっていく。明治二年の神仏分離にて「阿智神社」となり、航海の安全を司る宗像三女神を祀る。
御祭神の鎮まる本殿は県内でも珍しくなった檜皮葺きの屋根を戴き倉敷市文化財に指定され、令和6年3月、およそ30年ぶりとなる檜皮の葺き替えが完了し現在は美しい社殿を見ることが出来る。倉敷の発展を見つめてきた美観地区はじめ倉敷中心地の鎮守の杜である。
現在の鶴形山山麓一帯は古く阿知潟と呼ばれる浅い海域であったが高梁川の沖積作用による堆積が進み、天正12(1584)年の宇喜多秀家による新田開発以降広く開拓される。その後、寛永19(1642)年に幕府直轄地(天領)となって以降、当地は物資輸送の一大集散地(倉敷地)として、また、周辺新田地帯の中心地として繁栄する。
城山(現、倉敷アイビースクエア敷地内)に倉敷代官所が置かれて以降、歴代代官の崇敬も厚く、寄進された石灯籠や絵馬などが今も境内随所に残されている。
※阿智神社様HP 阿智神社について より