菅原神社
すがわらじんじゃ
住所 | 〒590-0945 大阪府堺市堺区戎之町東2丁1-38 |
電話番号 | 072-232-2450 |
FAX | 072-221-6215 |
HP | https://www.sakaitenjin.or.jp/ |

由緒・由来
堺の町の天神様 997年(長徳3年)創建
今から千年以上前、節摂津の国北の庄、海船の濱に一体の木像が流れ着きました。これは、菅原道真公が配流された大宰府の地で自ら作られ、海へ放された七天神のうちのひとつと伝えられています。ご神体はしばらく付近の住人によって、大切に祀られていましたが、摂津の国北の庄の氏神であった、天台宗威徳山天神常楽寺(てんだいしゅういとくざんてんじんじょうらくじ)の僧徒がご神体を同寺に遷し、997年(長徳3年)に天神社を創建したことが菅原神社の始まりです。この時に常楽寺でお祀りしていた春日明神と山王権現とともに祀られました。
道真公が大宰府で亡くなられてから90年以上後のことで、都では藤原氏一族の摂関政治が続き、中でも3人の娘を天皇に嫁がせて政治の実権を握る藤原道長の全盛時代が訪れようとしていました。(注)今の大阪府と兵庫県にあたる摂津の国は、古から大和、山城、河内、和泉とともに、畿内5ヶ国のひとつです。堺の名前は、摂津、河内、和泉の境になっていることに由来すると言われています。中世初期には、北の庄(摂津)、南の庄(和泉)のふたつに分けられていました。
※菅原神社様HP ご由緒より