高松神明神社
たかまつしんめいじんじゃ
住所 | 〒604-8271 京都府京都市中京区姉小路通釜座東入津軽町790 |
電話番号 | 075-231-8386 |
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由緒・由来
当社は「高松殿の旧跡にして、御鎮守の御社なり」と古記録にある。平安初期、醍醐天皇の皇子高明親王が七歳の時、源朝臣の姓を賜り、左京区の一条一坊に源高明公の御殿として高松殿を造営、同時に伊勢から天照大神を勧請し、鎮守の社として祭った社が当社の初めである。高明公の娘明子が藤原道長と結婚し、高松殿を住居とした。その後、後白河天皇がここで即位、御所(里内裏)として使う。保元の乱(1156)では一時天皇方の本拠地となり、源義朝や平清盛らが参集した。平治の乱(1159)で高松殿は焼失し、当社のみが残った。
境内には、地蔵尊、金比羅神社をはじめとする末社があったが、元治元年の「蛤御門の変」による大火によりことごとく焼失した。現在祭神は天照大神・八幡大神・春日大神を祀り、開運厄除けの神さんとして信仰を集めている。境内には宥玉法印が、紀州九度山の伽羅陀山に安置してあった真田幸村の念持仏を拝領してきた神明地蔵尊「幸村の知恵の地蔵尊」がある。地蔵堂の台石をさすり、子達の頭をなでると知恵を授かると信仰されている。
※【京都市公式】京都観光Navi 高松神明神社より