市原稲荷神社

市原稲荷神社

いちばらいなりじんじゃ

住所〒448-0834
愛知県刈谷市司町8-52
電話番号0566-21-1755
FAX
HPhttps://0-173.com/index2.html
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由緒・由来

鎮守のお宮として人びとの崇敬を得てきた市原稲荷神社は、いつ頃創建されたのでしょうか。 市原稲荷神社には古老が伝えたひとつの伝説があります。むかし海中いずこからともなく、ご神体が浮かんで磯に寄り移りました。時に市原の島に住んでいた白狐が、このご神体をくわえて陸に上がりました。この地は「お茶屋」と呼ばれる地でした。そこで村びとは社を建て、これをご神体としてまつりました。これが稲荷大明神であるといいます。これは「海寄り神」の伝説といって、海沿いの村にはあちこちに見られる伝説です。

「市原神社鎮座記」によると、第36代孝徳天皇の白雉(はくち)4年(653)に、亀狭山(現:亀城公園)の地に神殿を創立したのが始まりといいます。だから「お茶屋」の地に鎮座されていた社を亀狭山に移しまつったことになります。のち水野忠政が亀狭山に刈谷城を築いたのち、社を城のすみに移しまつり、神馬などを奉り手厚く武運隆昌(戦に勝って大いに栄えること)の祈願所としました。

明暦4年(1658.=万治元年)、稲垣重昭(しげあき)の代に社殿の造営がありました。この時の建物の梁に、下図のように記されています。

これによると、市原稲荷神社が新しい社殿に神霊を移されたのが明暦4年すなわち年号の変わった万治元年ですが、これよりまえ明暦元年に社領を寄附していたことになります。そしてこれは、刈谷藩初代の藩主水野日向守勝成の代から、社領五石が代々寄附されるのが例であったのです。

※市原稲荷神社様HP 創建 より

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