雷神社
かみなりじんじゃ
住所 | 〒237-0068 神奈川県横須賀市追浜本町1-9 |
電話番号 | 046-865-2385 |
FAX | |
HP | https://kaminarijinja.com |

由緒・由来
御創建を朱雀天皇の御代承平元年(931)と伝えられ、当時塩浜または苗割り及び築島(ツキジマ)といわれた地に神社がありました。現在の追浜町三丁目の川沿いにあり、そのあたりまで海であったとも伝わっています。永禄二年(1559)築島に落雷があり、その場にいた12名の女性たちは、柏槇(ビャクシン)の大木が身代わりとなって一命を取り留めたという言い伝えがあります。
天正九年 (1,581) 時の領主朝倉能登守(アサクラノトノカミ)が、現在の地(追浜本町一丁目) に神社を移し、宝永四年 (1,707) 九月九日酒井雅楽守(サカイウタノカミ)が武運長久・郷内災難よけを祈願して社殿の再建を行なっています。また、寛政十一年(1,799)七月十六日と二十二日に郷村あげて雨乞いの祈祷が行われ、雨が降ったと記録されています。
御祭神は、火雷之命(ホノイカヅチノミコト)様が、おまつりされています。また炎 (ホノオ)の神様ですからお姿は火雷天神菅原道真公(カライテンジンスガワラノミチザネコウ)のお姿と信じられてもいます。
御神徳は、災難除け・雨乞いをはじめ気象関わる安全守護・身代わり守護・交通災害除け・開運厄除・海上安全・五穀豊穣・学業成就・合格祈願・武運長久・必勝・家内安全・商売繁昌等々で、人の生業(ナリワイ)にかかわる禍(ワザワイ)から人々を守っていただける神様であります。
雷神社の読み方は、 本来は「いかづちじんじゃ」といわれるのがご祭神にふさわしい読み方ですが、地元のかたがたは、「かみなりじんじゃ」と親しみを持って呼ばれています。読み方については、指定された資料もないままに、 神社としては、「かみなりじんじゃ」と申し上げております。
古くは、「雷電社」「雷電大明神」と記録にみられ、「雷神宮」の扁額が社殿内にかかげられていたと伝わっています。 現在の御社殿は、 昭和三十三年(1,958)三月浄財募金によって竣工いたしました。
※雷神社様HP 由緒より