菅谷神社
すがやじんじゃ
住所 | 〒253-0105 神奈川県高座郡 寒川町岡田4-20-39 |
電話番号 | 0467-74-7871 |
FAX | |
HP | https://www.kanagawa-jinja.or.jp/shrine/1206064-000/ |

由緒・由来
創建の年代詳かではないが天保年間編纂の新編相模風土記に「神明宮当村(岡田村)及小谷・大蔵三村の鎮守とする云々」とあり、往古より天照大神を奉斎して神明宮(通称天の宮[てんのみや])と称えられたことが記されています。
当地区は相模國一之宮寒川神社に隣接する古代より開けたところで当神社を中心に塔の塚、応神天皇を祀るといわれる応神塚等の古墳が点在し、出土品によれば古代社会が営なまれていたことが推測され、これらの中心をなすところに当神社が位置しています。神明宮と称えられた当神社は明治四年二月一日村社に列せられ、明治42年7月23日には村内各所に鎮座する東守(とうす)権現社、八坂神社、山王社(以上無格社岡田村)稲荷社(村社小谷村)諏訪神社(無格社大蔵村)の5社を合祀して社号を菅谷神社と改称しています。
昭和33年には合祀五十周年記念大祭斎行、平成二年には合祀八十周年記念事業が完遂して居ります。当神社の神輿は、天保9年(1838)5月國府祭(大磯神揃山)に渡御された寒川神社の神輿がその帰路相模川の増水により流失し、南湖の浜に引き上げられたという神輿(湖南地方随一の祭典浜降祭のルーツとも一説に伝わる)で、天保10年寒川神社との神縁により譲渡され修復したものであります。この神輿は、全国にも類をみない程雄壮・華麗なものでありますが長年の奉仕により近年傷みがひどく現在は御殿に奉安され、昭和54年12月15日付「天保神輿」として寒川町重要文化財に指定されています。尚今日の神幸祭、浜降祭の渡御は昭和53年6月氏子崇敬者各位の多額の浄財によって調製された神輿で斎行されて居ります。
※神奈川県神社庁サイト 菅谷神社より