久里浜天神社
くりはまてんじんしゃ
住所 | 〒239-0831 神奈川県横須賀市久里浜5丁目19-3 |
電話番号 | 046-835-3703 |
FAX | 046-835-3503 |
HP | https://www.tenjinsha.or.jp |

由緒・由来
当社は、三浦半島に鎮座する88社の神社のうち、唯一学芸の神、菅原道眞公を主祭神としてお祀りする神社です。
この地は古くは入海【いりうみ】で葦原【あしはら】でした。 久里浜中央部を流れる 内川【うちかわ】 (今の平作川【ひらさくがわ】) 流域一帯に新田開発をするべく、江戸初期に 越前国【えちぜんのくに】 鯖江【さばえ】 出身で大阪にて身を立てた 砂村新左衛門【すなむらしんざえもん】(慶長6年辛丑かのとうし・1601年生誕~寛文7年丁未ひのとひつじ・1667年12月15日満66歳没) が、幕府の許しを得て開拓することになりました。
新左衛門は、以前から崇敬していた 摂津国【せっつのくに】 西成郡上福島村天満宮(現在の大阪市福島区鎮座福島天満宮)の 御祭神【ごさいじん】・ 菅原道眞【すがわらのみちざね】の 御分霊【ごぶんれい】を 万治【まんじ】 3年(1660)6月に久里浜村八幡(現在の天神屋敷)に 勧請【かんじょう】 し、新田鎮護の神社としてお祀りしたのが当社の創建です。
社殿の造営は、 安永【あんえい】 8年(1779)10 月と明治 26 年9月と記録があり、平成 13 年8月には、菅原道真公千百年式年大祭記念・砂村新左衛門生誕 400 年記念を祝い、新たに本殿・拝殿・手水舎を造営。平成 15 年には境内に牛乗り天神像が建立され現在に至っております。
御参拝の方から「横須賀の天神さん」、「久里浜の天神さん」、「内川の天神さん」と呼ばれ、お宮参り、七五三詣、受験生の合格祈願、近年は高齢になっても頭脳が曇らぬ様にと御参拝される方が多く、特に秋コスモスが咲き出す頃より、春、新緑の頃まで、遠近各地よりの参詣者で社頭が賑います。
※久里浜天神社様HP 由来より