下高井戸八幡神社
しもたかいどはちまんじんじゃ
住所 | 〒168-0073 東京都杉並区下高井戸4-39-3 |
電話番号 | 03-3329-0837 |
FAX | 03-3329-0837 |
HP | https://www.shimotakaido.org |

由緒・由来
杉並の閑静な住宅街に鎮座する当社は、杉並区下高井戸1~5丁目、1~4丁目を氏子区域とし、創建550年余りこの地の氏神様として崇敬を集めております。社伝では長禄元年の創建、太田道灌が江戸城築城した際、家臣柏木左衛門に命じて鎌倉にある鶴岡八幡宮の神霊を勧請し建立し、弘化4年(1847年)に再建しました。このことは総欅造りの本殿にある棟札に明記されております。※記載内容「弘化四(丁未)年十一月十日再建」
1872年11月村社に列格し時代は流れ、現在の社殿は1959年に落成しました。1892年には旧村内字四ツ割にあった稲荷神社(俚称田中稲荷、祭神受持神)を合併しました。現在の末社には天祖神社・御嶽神社・稲荷神社のほかに当神社に功労のあった人々を祀る祖霊社があります。又、八幡神社の別当は宗源寺でしたが、稲荷神社の別当は本覚院でした。
昭和52年(1977年)に境内末社を新築して境内地を整備したときに、八幡神社の「社号標」を鳥居の右側に建てました。社前には「文政11年(1828年)戊子年、武州多摩郡下高井戸宿」と刻した燈籠一対があり、境内には乃木希典大将の彰忠碑があります。 また多くの氏子から鳥居・狛犬・燈籠・手水舎が奉納されています。
四代前の宮司、斎藤守高氏は中村縫之助という芸名をもつ神楽の元締で、古くから「面芝居」が伝わっていました。面芝居は昭和十年頃には絶え、今では「面芝居の面」が残っているにすぎませんが、近年はドラマなどの撮影場所として当社境内が数多く利用され、「芸」のご縁が連綿と紡がれております。
※下高井戸八幡神社様HP 由緒・由来より