藏前神社
くらまえじんじゃ
住所 | 〒111-0051 東京都台東区蔵前3丁目14−11 |
電話番号 | 03-3851-0617 |
FAX | |
HP | https://kuramaejinja.tokyo |

由緒・由来
当社は、徳川第5代将軍綱吉公が元禄6年(1693)8月5日、
山城國(ヤマシロノクニ=京都)男山(オトコヤマ)の石清水八幡宮(イワシミズハチマングウ)を当地に勧請(カンジョウ)したのが始まりです。 以来、江戸城鬼門除の守護神ならびに徳川将軍家祈願所の1社として篤(アツ)く尊崇せられ、御朱印社領200石を寄進せられました。文政年間(1818~1830)の『御府内備考続編』(ゴフナイビコウゾクヘン)ならびに『寺社書上』(ジシャカキアゲ)には次のように記されています。
石清水八幡宮。御朱印社領200石。当社、石清水八幡宮境内、拝領の儀は 元禄6年5月27日、 高野山興山寺上り屋敷拝領つかまつり、同年8月、八幡宮社頭建立の節、御金子300両拝領つかまつり、諸堂建立つかまつり候。其の 節、境内坪数2,271坪6合拝領つかまつり候。其の後、享保17子年3月28日類焼つかまつり候に付、替地として、元坪の通り、浅草三嶋町に遷し置かれ候ところ、延享元子年3月20日、寺社御奉行大岡 越前守忠相殿、三嶋町の儀、御祈願所に不相応にして、別けても、神前の向、宜しからず候に付、此の度、御上意を以て元地へ引き移し候よう仰せ付けられ候 旨、申し渡され候。
すなわち、創建39年後に類焼し、浅草三嶋町に遷(ウツ)されていましたが、その12年後の延享元年4月15日、元地である藏前(八幡町)に還幸しました。当時は神仏習合思想に基づいて、全国の主要な神社には付属して別当寺が建立されていました。そして、当社石清水八幡宮の別当寺としては、雄徳山大護院(オトコヤマダイゴイン=新義真言宗)が営まれ、江戸の「切絵図」にも見られます。
※蔵前神社様HP 御由緒についてより