名刀といちごスイーツの1日トリップ 松帆神社といちごスイーツ

社宝は太刀「菊一文字」!淡路島でその迫力を疑似体験
刀剣好きなら一度は参拝してみたいのが兵庫県淡路市にある松帆神社(まつほじんじゃ)。社宝とされているのは名刀「菊一文字」。名作ゲーム『ファイナルファンタジー』や『燃えよ剣』(司馬遼太郎著)を始め、数々の小説、ラノベにも登場しているので、どこかで見聞きしたことがある人も多いはず。

公共交通機関でもアクセスしやすく、
新神戸からの高速バス「大磯号」で東浦バスターミナル下車徒歩5分。
松帆神社は南北朝時代延元元年(1336年)、楠木正成が自刃する前に身に着けていた八幡大神のみしるしを家臣に授け、安住の地として現在地の近くに祠を設けたのが始まりです。
社宝となっている「菊一文字」は、昭和8年(1933年)に偶然本殿奥の内陣から発見されたもの。以前から「松帆神社には名刀あり」という噂があったそうで、それが事実だったと証明されたことになります。
鑑定したところ鎌倉時代初期につくられたものであり、「間違いなく菊一文字」とのお墨付きを経て国の重要美術品に認定されました。

実物を目にしてみたいものですね。
実物が見られるのは10月第1週日曜の例祭の日のみですが、社務所では模造刀が展示されています。刃はつぶしてあるものの、精巧な造りでなかなかの迫力。手にとって見ることもできるので、その重さやゾクゾクするような名刀の魅力を疑似体感することができます。

フレッシュなイチゴスイーツは必食
名刀のパワーにドキドキするような参拝を終えたら、淡路島の名物イチゴでほっと癒やされる一休みを。 greenarium granary(グレナリウム グレイナリー)は、松帆神社から徒歩7分。140年前に建てられた醤油蔵を改装したおしゃれなカフェでは、イチゴ農家がパティシエとともにイチゴの美味しさを引き出したスイーツを提供しています。

エクレアやバスクチーズケーキ、パフェなどさまざまなメニューがありますが、もちろんイチゴづくし。お店の方のおすすめはパリパリの皮と自家製カスタードや生クリームにイチゴをトッピングしたクレープ。

4種類のトッピングからお好みを選んで。
甘いものの口直しにぴったりのコーヒーなどのドリンクやお腹を満たせる淡路牛100%のハンバーガーもあり、使い勝手も抜群。週末の淡路島トリップを締めるのにおすすめです。