2015.04 都心の朝さんぽ 明治神宮と東京三大豆大福

都心の朝さんぽ 明治神宮と東京三大豆大福

朝の明治神宮は清らかさ倍増

明治神宮(めいじじんぐう)の開門は、日の出にあわせておこなわれます。

観光客が大挙する日中でさえ都心を忘れられる境内ですが、早い時間なら一層、静かな雰囲気を楽しめそう。

そこで、オープンが9時の豆大福の有名店、瑞穂とセットで明治神宮を訪ねてきました。

JR原宿駅最寄りの鳥居。ここをくぐると別世界がはじまります。

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100年で作られた明治神宮“永遠の森”へ

JR原宿駅そばの鳥居をくぐると巨大な森にすっぽりと覆われた長い参道のはじまりです。明治神宮の境内は、100年後に自然の状態になるように林学博士らが知恵を絞って作られた人工の森。大正4年(1915年)に造営がはじまったので、今年2015年でちょうど100年にあたります。

豊かに育った森は自然林そのもの。野鳥がさえずりタヌキやオオタカまで生息するという森は、朝はいっそうみずみずしい雰囲気を漂わせています。見飽きない森を抜けて、社殿で参拝したら西参道へ。深い森の景色が一転して、新宿の高層ビル群を見渡す広大な芝生広場が広がっています。

人も少なくて、気持ちいいことこの上なし。ここはきっと山手線内でもっとも人が少ない芝生広場です。

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巨大樹の森を抜けて原宿へ

明治神宮をのんびり巡っていたら、もうお昼前。

おめざ代わりにしようと思っていた瑞穂の豆大福ですが、ランチのデザートに変更です。瑞穂は、原宿生まれのご主人とご家族が作る和菓子の店。

ていねいに作られる豆大福は、いつしか東京三大豆大福のひとつに数えられるようになりました。
包みを開けたファーストインプレッションは「大きい!」。1個216円という値段は、豆大福にしては高めだと思っていましたが、小ぶりのものの2個分はありそうです。

ずしりと重い大福を手に取り味わってみると、ほどよい厚みの柔らかな餅に、きちんと甘いのに全くくどくない漉し餡、塩気のきいた赤えんどう豆が絶妙。境内をたっぷり歩いた体に染み渡るおいしさでした。

ご近所の方や旅行で都心部に泊まっている方は、明治神宮と豆大福の朝さんぽをぜひお試しください。

明治神宮から徒歩7分ほど。11時過ぎには列ができていました。
瑞穂
電話番号:03-3400-5483
営業時間:9:00~売り切れ次第閉店
定休日:日曜(祝日は営業)
住所:東京都渋谷区神宮前6-8-7

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