2013.08 夏に恋しい、三嶋大社の福太郎氷

夏に恋しい、三嶋大社の福太郎氷

目にも舌にも涼しい境内散策

参道に植えられた木は桜。桜の名所としても有名です。
二つの門をくぐると国の重要文化財の舞殿と本殿が。近づいてみると美しい彫刻が彫られていました。

暑い日も、爽やかな神社散歩を約束してくれそうなのが、静岡県三島市の三嶋大社(みしまたいしゃ)。伊豆国一宮であり東海随一の神格として広く崇敬を集めてきた神社です。

周囲は店舗や低層のビルが並ぶ市街地ですが、通りに面した鳥居をくぐると、池と桜並木に挟まれた参道になり外とは別世界。左手の池の中ほど、朱塗りの橋の先には、北條政子が勧請した厳島神社もあり、緑と水の涼やかな景色が広がっています。

観光バスも乗り付けるだけあり、この参道から始まる神社散策は見応えがあり、そこかしこにある見所をじっくり回れば20分ほどはすぐに過ぎてしまうはず。

散策後のほてった体を美味しく癒やせるのが、境内にある福太郎茶屋の夏季限定の福太郎氷です。

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暑さを忘れる、ふんわり幸せな口溶けのかき氷

福太郎氷は9月ごろまで販売しているそうです。

福太郎本舗
電話番号:055-981-2900
フリーダイヤル:0120-04-2905
営業時間:8:00~17:00
定休日:無休

福太郎氷は、定番商品の福太郎餅をかき氷に載せたもの。

邪気を払うとされるよもぎ餅を餡でくるんだ福太郎餅は、三嶋大社のお田打ち神事に登場する福太郎から名付けられました。まだ新しい夏の名物ですが、地元メディアにも取り上げられ、夏の三嶋大社でしか食べられない味を求めて通うファンも増えてきたようです。

「氷は採算度外視でいいものを使っている」そうで、早すぎず、遅すぎない口溶けに加え、福太郎餅や上にかかる抹茶や練乳との相性も抜群。

暑さが幸せに感じるひとときを、参拝のお供にしてみてはいかがでしょうか?

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