青森県

青森の町総鎮護「沖館稲荷神社」は、正規町天皇の御代に藤原家のある子孫が陸奥国平定の命を受け、上方表より背負い来たご神体を沖館村と古川村の産土神として勧請します。以来、縁の人物は田畑を切り開きながら村塾を開設します。現在の沖館小学校及び近隣の小・中学校はその流れを受けています。

「箭根森八幡宮」の祭礼は、遠く元禄9年(1696年)に始まり、村人の生活の平安に思いを込めながら、その歴史を今に伝えています。祭典は、老いも若きも一緒になって、9月14日から16日まで、昼夜3日間にわたって盛大に行われ、由緒ある神楽、御輿、山車の長い行列が、祭りばやしを秋風にのせて、絢爛と町中を練り歩きます。

当社の主神三坐表筒男命（うわづつおのみこと）・中筒男命（なかづつおのみこと）・底筒男命（そこづつおのみこと）は別に住吉大神とも称され、古来その縁起から航海安全・和歌・安産・農業・漁業に関わる神として信仰崇敬されてきました。

高照神社は、四代藩主信政を祀る廟所に始まる。信政は宝永7年(1710)弘前で死去し、遺命により五代信寿が吉川神道に基づいて高岡の地に神葬した。明治に至って同10年に初代藩主為信を合祀している。

種差海岸の最北に位置し、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島（かぶしま）。トリップアドバイザ―のエクセレンス認証も受けている人気スポットです。もともとは完全な離島でしたが、昭和17年（1942年）には旧日本軍により埋め立て工事が行われ、現在のような陸続きの形になりました。

延宝6年（1678）に八戸藩2代藩主南部直政が、領内の守護を祈願して建てたのが始まり。細部の彫刻などに江戸時代の特徴がよく表現されているとして、本殿・拝殿は県の重宝にも指定されています。

■現在の本殿■八戸南部２代【直政公(なおまさこう)】が建立■鞘殿(さやでん)■３代【通信公(みちのぶこう)】が建立(本殿が風雨にさらされるのを防ぐ、という目的のもと)

天王神社は青森県上北郡七戸町七戸に鎮座している神社です。天王神社天王神社の創建は応永元年（１３９４）に勧請されたのが始まりと伝えられています。

古典（日本書紀）によれば田道命は「仁徳天皇五十五年（西暦三六七年）勅命を受けて北夷の反乱平定のため東北地方に兵を進めたが、戦利あらず、伊寺の水門で戦死なさる。後に大蛇の姿となって平定した」とある。

現在の青森市が、善知鳥村と呼ばれていた第十九代允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御代、善知鳥中納言安方が此の北国を平定し、奥州陸奥之国外ヶ浜鎮護の神として日本の総主祭神である天照大御神（あまてらすおおみかみ）の御子の三女神を祭った事に由来する。