春の湘南で、江島神社と生しらす丼

縁結びも金運アップもかなえる 春の江ノ島をお散歩。


お日さまが心地よいこの季節。関東周辺の人におすすめのお散歩先が、神奈川県江ノ島にある江島神社(えのしまじんじゃ)です。
江ノ島は、富士山を背景に相模湾にぽっかりと浮かぶ小さな島。風光明媚な島のなかには、宗像三女神と呼ばれる三柱の女神さまを祀る江島神社の3つのお宮が鎮座しています。
懐かしい雰囲気の土産店や飲食店が並ぶ参道を登ると最初に現れるのが辺津宮(へつみや)。その前には、お金を清めて金運向上を願える銭洗いの池「白龍池」があります。江島神社は日本三大弁財天のひとつとされているので、金運アップの御神徳があるといわれる弁天さまのパワーも強力そう。
また、五頭龍(ごづりゅう)と天女(弁天さま)の、恋愛成就の神話が残っていることから、恋愛運をアップしたい人にも人気があります。たくさんの乙女たちの願いを叶えてきたのでしょう。ご神木のそばには、恋愛成就を願うピンクの絵馬がいつでも鈴なりになっています。
3月11日にしらす漁解禁。江ノ島名物、生しらす丼。

さらに島の中心に向けて登っていけば、中津宮(なかつみや)、奥津宮(おくつみや)が、紺碧の海や湘南のビーチライン、富士山といった変化に富んだ景色とともに現れます。
そこまで歩けば、きっと小腹がすいてくるはず。この時期におすすめなのが3月11日から漁が解禁になった生しらすを使った丼。鮮度がよくなければ食べられないことから、その日の朝水揚げされたものが生しらす丼となり、島内の飲食店の看板メニューになります。
海の景色を売りにする飲食店も多いので、すばらしい景色とほのかな甘味のある生しらすを同時に堪能することも。
島内ののんびりした空気も心のごちそうに、江ノ島の1日を楽しんでください。