vol.003 お正月は古式ゆかしく 正統派のお正月の準備始めませんか?

お正月は古式ゆかしく 正統派のお正月の準備始めませんか?

大掃除にしめ縄、門松・・・。手を抜きがちな伝統的なお正月の準備ですが、きちんと行うことで、いいことがあるかも?不況にも厄年にも負けない一年にしたい人は、ぜひ見てみて!

1.お家をキレイにすれば、神さまがやってくる?

神社の大祓は12 月28 日~31 日頃。郵送で受付る神社もあるので問い合わせを

「ただでさえ忙しい年末に、どうして大掃除しなくちゃいけないの」と思ったことはありませんか?実は大掃除は、ハッピーな一年を迎えるために欠かせないもの。大掃除のもとは煤払い(すすはらい)という年中行事。一年の罪や汚れを祓い、お正月に降りてくる神さま・年神(歳神)を迎える準備として神聖な意味を持っているのです。単なる掃除ではなく、過ぎゆく一年に感謝を捧げて、新しい一年の幸せを願うものとして取り組めば、掃除のやる気もUP しそうですね。

さらに、お家をキレイにするだけでなく、人もキレイにすればさらにハッピーな一年になるはず。人をキレイにするのは、神社の年末イベント大祓(おおはらえ)。一年を過ごす内に身についた罪や汚れを祓ってくれるので、気分スッキリ新年を迎えたい人はぜひ訪れてみてください。

▲目次に戻る

2.門松&鏡餅で、お家のなかをパワースポットに

年神様がお腹を空かせてしまわないよう、 鏡餅も忘れずに

お正月になると年神と呼ばれる神さまが家に降りてくると言われています。年神様に「ここに来てください」という目印が門松、お供えするものが鏡餅です。年神は、穀物の神さまですが、お正月に「今年も実り豊かな一年でありますように」とその年の豊作を祈ったことから家を守る神さまや家族を守る祖先の霊としても信仰されてきました。

また、玄関に飾るしめ飾りは結界の役割をするため、家の中が神聖な場所にするという意味があります。

スペースの問題で門松が置けない家は松飾りでもOK。門松か松飾り、鏡餅、しめ飾りの3つのアイテムで、神さまが居心地のよいパワースポットのできあがり。12 月29 日に飾るのは「二重苦」、30 日、31 日に飾るのは「一夜飾り」「一日飾り」といって神さまをおろそかにするということになってしまいますので、12 月28 日までに飾って、年神様と一緒に晴れやかな新年を迎えましょう。

▲目次に戻る

3.年末は神社の大祓へ

大沢香取神社(おおさわかとりじんじゃ)埼玉・越谷市

<12月29日>
年越大祓式

人形(ひとがた)に家族の一年の汚れを託そう

川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ)埼玉・川越市

<12月31日>
師走の大祓

鳥居を8の字に回る珍しい大祓い

馬橋稲荷神社(まばしいなりじんじゃ)東京・杉並区

<12月31日>
大祓祭

茅の輪をくぐって一年の罪汚れを祓い落とす

地主神社(じしゅじんじゃ)京都・京都市

<12月31日>
大祓式

縁結び神社で開運・招福のご利益もあり!?

▲目次に戻る

タイトルとURLをコピーしました