石高神社
いしたかじんじゃ
住所 | 〒703-8271 岡山県岡山市中区円山853 |
電話番号 | 086-277-9003 |
FAX | |
HP | https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/16475/ |

由緒・由来
当社の創立年月は不詳であるが、現存する神名帳で一番古い備前国総社神名帳綿抜本または総社本(863年頃)に石高神社と載っており、同山本本または八日市(938~947年頃)には正三位石高明神とある。平安時代の諸制度を編纂した延喜式(927)の神名帳には載っていないが、備前の式内、式外古社128社のうちの1社である。
社伝によると、往時は今の宮山から北手にある高倉山の頂上に大己貴命を祀る石高神社があり、今の嶽字岩坪に須勢理姫命を祀る八幡宮があった。この両社を天和3年(1683)頃に現在の地に合祀し、岩坪八幡宮と称して尊敬していた。このため、江戸時代の書物には、八幡宮として載っている。現在の地に移座した理由として二、三の説があるが、当時山崎新田開発(1664)はすでに行われており、倉田新田開発(1679)の直後であることから新田方面を守護する役目があったようである。事実、倉田新田は元禄8 年までは石高神社および東の吉備津岡辛木神社の氏子であった。
その後明治4年に旧号に復し、幡多郷の総鎮守産土神と定められ、大正3年には村社になった。幡多郷というのは、享保 6 年編纂の備陽記によると、清水・赤田・藤原・高屋・関・沢田・山崎・円山・湊の各村をさしており、当社は古代から栄えていた操山山系の山北や山表の人々の生活や湊方面を航行する船の安全を護って来た。
末社には、稲荷神社や性神の金磨宮などがある。
※岡山県神社庁サイト 石高神社 由緒より