松原八幡神社
まつばらはちまんじんじゃ
住所 | 〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲396 |
電話番号 | 079-245-0413 |
FAX | |
HP | https://www.hyogo-jinjacho.com/data/6316084.html |

由緒・由来
天平宝字7年(763)葵卯4月11日九州豊前国宇佐より白雲が東にたなびき、松原沖の海底に毎夜ひかり輝くものがあった。国司が妻鹿の漁人、倶釣(久津理)に命じて網を入れさせたところ「宇佐第二垂跡八幡大菩薩」の文字のある紫檀の霊木があがったので、妻鹿川の下流の大岩の上に安置してお祀りした。
このことが当時の朝廷に聞こえ、勅使が下向し妻鹿の北東の山頂(お旅山)に仮殿を造り御神体をお遷しした。ある夜、国司は神のお告げを夢に見た。それは「我が永久に鏡座しようと思う所は今は、海原であるが、そこを一夜にして白浜とし、粟が生じるように数千の松を生やすから、そこに達して祀れ」というものであった。そこで、国司は諸国の工人を集め、豊前の宇佐宮に倣って立派な社殿を造営し、御神体を現在の松原の地にお遷しした。
以来、粟生の松原という。風光名媚な浜辺に鎮座し、天皇の御祈願所として天下泰平・国土豊饒の祭儀を行い、例祭には勅使が下向し、現在の灘まつりの元となった放生会という例祭が8月15日には厳格に行われ、八幡信仰の第二垂跡の神宮として栄えた。
※兵庫県神社庁 神社検索 松原八幡神社 由緒より