日牟禮八幡宮
ひむれはちまんぐう
住所 | 〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町257 |
電話番号 | 0748-32-3151 |
FAX | 0748-32-8665 |
HP | https://himure.jp |

由緒・由来
伝記によると、第十三代 成務天皇が高穴穂の宮に即位された折(西暦一三一年)、武内宿禰(たけうちのすくね)に命じて当地に地主神である大嶋大神を祀られたのが、鎮座の始めとされています。
応神天皇六年(二七五)、応神天皇が近江に行幸され、還幸の際に宇津野々辺(現在の神社近く)に御座所を設けて休憩されました。その後、この仮屋跡では日輪(太陽)の形を二つ見るという奇瑞*があり、祠を建てて、日群之社八幡宮と名付くとあります。持統天皇五年(六九一)には、藤原不比等が参拝して歌を詠んでいます。
[天降あめふりの 神かみの誕生みあれの八幡はちまんかも ひむれの杜もりに なびく白雲しらくも]
この和歌にちなみ、社の名称は「比牟礼社」と改めたとも伝えられています。
一方で、日牟禮社の社名は、和珥氏・日觸使主(わにうじ・ひふれのおみ)という人物の「日觸」が転じたものとする説もあります。和珥氏とは、應神天皇に縁の深い江州(現在の滋賀県)土着の氏族です。和珥氏は、自らの祖神を祀る当地の斎場に、縁故深い八幡大神を合祀したものとも考えられます。
※日牟禮八幡宮様HP 由緒より