沙沙貴神社
ささきじんじゃ
住所 | 〒521-1351 滋賀県近江八幡市安土町常楽寺一番地 |
電話番号 | 0748-46-3564 |
FAX | |
HP | https://sasakijinja.or.jp |

由緒・由来
沙沙貴神社は、全国の佐佐木さん、佐佐木源氏の氏神として広く崇拝されている神社です。神話の時代、小さな身体に大きな知恵というお力を持った少彦名神様が、ササゲの豆のサヤ(「古事記」天之羅摩船)に乗って、海を渡ってササキの郷に来られたという伝説があります。平安時代前期延長5年(927)にまとめられた、延喜式に沙沙貴神社の名が掲載されており、1000年を超える長きにわたり、信仰を集めました。
古代には、佐々貴山君の祖神 大金毘古神(大彦命)を祀り、さらに仁徳天皇(大鷦鷯尊)をお祀りしています。中世(鎌倉時代)以降は、宇多天皇/敦實親王をお祀りして、四座五柱の神々を佐佐木大明神と申し、「宇多源氏」「佐佐木源氏」「近江源氏」の氏神として今日に至っています。佐佐木家をはじめ、六角氏・京極家・黒田家・三井家・朽木家など220余姓一族の氏神様です。佐佐木四郎高綱の子孫である、乃木希典将軍も崇敬者の一人として度々参詣され、境内には御手植の松もあり、明治天皇御崩御ののち殉死されたあとは、ご祭神となりお祀りされています。
現在の本殿・権殿・拝殿は江戸末期の火災後に、丸亀藩・京極家のお力により再建されました。また楼門・東回廊・西回廊などはそれよりも古い時代に建てられており、これらの大型神社木造建築八棟は、平成2年滋賀県指定有形文化財に指定されています。※延喜式えんぎしきとは、平安時代中期に編纂へんさんされた格式(律令の施行細則)三代格式の一つです。
※沙沙貴神社様HP 御由緒より