上里 菅原神社
かみさと すがわらじんじゃ
住所 | 〒369-0312 埼玉県児玉郡上里町帯刀235 |
電話番号 | 0495-33-6697 |
FAX | 0495-71-9365 |
HP | https://tenjin.main.jp |

由緒・由来
平安時代、菅原道真公が九州は太宰府で望郷の思いかなわず没した延喜3年(903)2月25日、その御意を全国に広めるべく、陰陽博士(おんようはかせ)の紀友成は、菅公の御影を背負い日本回国の旅に出発し、同年5月25日、当地へお立ち寄りになりました。村人たちは村の鎮守とすべく道真公の絵姿を乞い、村内の清浄な地を選び小さな祠を建立し、併せて神代の神々より武夷鳥神(たけひなとりのかみ)、火雷神(ほのいかづちのかみ)をお祭りしたことが当社の創建と伝えられております。
その後、仇討ちで有名な曽我兄弟の祖父伊東祐親(いとうすけちか)が治承年間(1177-80)に浄財を集めて社殿を改築しましたが、新田氏・北条氏等の数度の戦火により焼失しました。以来、開運招福・一門繁栄を願う地方の名主の尊崇を集め、たびたび補修・寄進が行われ、村の鎮守社としてばかりでなく、学問の神様として往来する一般民衆にも広く信仰される神社となりました。
当社は往古より天満宮(天神さま)と称されておりました。明治5年に埼玉県児玉郡長幡村村社に列し、同33年には郷社に昇格、同34年社名が菅原神社と改称され、現在に至っております。
※上里 菅原神社 由緒より