桐生天満宮
きりゅうてんまんぐう
住所 | 〒376-0052 群馬県桐生市天神町1丁目2−1 |
電話番号 | 0277-22-3628 |
FAX | |
HP | https://kiryutenjin.jp |

由緒・由来
桐生天満宮の御祭神・菅原道真公は、平安時代の優れた学者・文化人・政治家で、一般に「天神さま」と称されて、広く崇敬されてまいりました。当宮の起源は、第十二代の景行天皇の時代に、上毛野国造が天穂日命を奉斎した磯部明神であり、その後幾多の星霜を経て、文治三 (1187)年から当地を支配した桐生家が代々の守護神として崇敬し、観応年間(1350年頃)には、京都より北野天満宮の御分霊を合祀して「桐生天満宮」と改称し、桐生領五十四ケ村の総鎮守と定められました。
天正九(1581)年に徳川家康公が東征の折りには、徳川家代々の祈願所として朱印地を賜わり、天正十九(1591)年には、桐生新町の宿頭として整備され、境内地や社殿は壮大なものとなりました。慶長五(1600)年の関ケ原合戦には、軍旗に用いる旗絹を当宮の御神前に供えて戦勝祈願し、その勝利凱旋を吉例として境内には織物市が開設され、後の桐生織物繁栄の礎となりました。
社殿は安永七(1778)年に起工して寛政五(1793)年に落成したもので、「岩の上の天神」と称されるように、本殿・幣殿は岩の上に建ち、社殿すべてが当時の建築装飾技術の粋を集めた建造物として、群馬県指定の重要文化財となっております。
※桐生天満宮様HP 由緒・歴史より