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2023.03
ソメイヨシノだけではない
神社で親しむサクラの魅力

サクラの種類は何種類?


暖かな日差しとともに春を感じさせてくれるのがサクラの花。サクラの開花予想のニュースが流れると、「春が来た!」と嬉しく感じる人は多いのではないでしょうか。
サクラの開花予想で観測されているのは、最もメジャーなソメイヨシノですが日本にはそのほかにも数多くの桜の品種があります。江戸時代にサクラのお花見でよく親しまれていたのが野生種のヤマザクラ、春の彼岸に咲くことから名付けられたエドヒガン、やわらかなクリームイエローの花が特徴のウコン・・・。
野生種が10種類ほど、自然交配で生まれた変種が100種類以上、さらに改良品種も加えると600種類以上ものサクラがあるといわれています。


三嶋大社で15種類のサクラを満喫


さまざまなサクラが見られるおすすめの神社として紹介したいのが三嶋大社(みしまたいしゃ)。静岡県の伊豆の一宮で、源頼朝が戦勝祈願したことで知られる由緒ある神社です。
境内は、市街地でありながら木々が多く、神池もあり、名物の福太郎餅がいただける茶屋もあり、観光気分で参拝するのにもぴったり。何度も参拝していますが、境内に足を踏み入れるとフーっと肩の力が抜ける気がして慌ただしい日々を送っているとつい足を向けたくなる神社です。


こちらの神社のサクラは、ソメイヨシノを始め、オオシマザクラ、ヤエザクラ、ミシマザクラなど15種類約200本。特に見応えがあるのが、参道のサクラのトンネルと神池に映り込むしだれ桜。3月下旬から本格的な開花を迎え、例年ライトアップも開催されているので夜桜鑑賞にもおすすめです。